【読書感想】一生を賭ける仕事の見つけ方
人生のミッションを見つける方法とは
斎藤祐馬 著
人生の目標、ライフワークみたいなものを見つけて、そこに日々向かっている人が羨ましくて、自分もそうなりたいとずっと思っています。
やりたい事が無いわけではなく、むしろ沢山あって絞れないという感じで、
メディアで見かける人たちに影響を受けて、あれもいいなとかこれもやってみたいなとか。
そして気がつけば時間ばかり過ぎて何も進んでいない。
そんな中、先日NewsPicksのweekly ochiaiという番組のゲストに出演していた著者を知り、こうゆう本を出している事を知って、まさに自分に必要な本だと思い購入しました。
この本には、自分の人生を賭けるべきミッションの見つけ方と、それをどう実現していけば良いか、が書いてあります。
ミッションを見つける
自分のミッションを見つける第一歩は人生の「原体験」を自覚することだと著者は言います。
「原体験」とは人生における強烈な成功体験や苦しい体験の事で、これを強烈に自覚している人はミッションを見つけやすいのだと。
「原体験」を自覚するために、横軸に年齢、縦軸に感情の大きさ(楽しい、苦しい)を取る、感情曲線を紹介しています。
このグラフを埋める事で、描かれる曲線の山や谷、つまり感情の高まりや落ち込みの激しかったところに「原体験」が存在する可能性が高いという。
そして、次にその体験がなぜ自分にとって重要なのか、を考え、言語化する。
そこから自分にとって重要な「価値観」を2つのキーワードに落とし込む。
これら2つの手順によって導き出された「原体験」と「価値観」をもとに自分が登るべき山すなわち「ミッション」を見定めてゆくのだそう。
確かにこうやって紙にアウトプットしながら自分の今までの感情の起伏や、人生における重要な価値観を導き出す作業はやった事ないし、とても有効なのではと思いました。
早速試してみようと思います。
キャリア志向ではなくミッション志向の方で、僕の様に人生における「ミッション」が見つからないとか、ミッションは明確だけどどうやって実現すれば良いかわからない、とうような方におすすめの一冊です。
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